自然の色で染めた糸で刺繍をするワークショップを開催します!

10/1(火)開催予定「糸の染めから自分でやってみる編」の午前の部は満席となりました。午後の部は残り1席です (2019/09/02追記)

ついに、長い間思い描いていたワークショップを開催することになりました。内容は一番最後にお知らせします。

このワークショップに興味がある方もない方も、私の布しごとを含む、自然というものに対する想いを今一度読んでいただけると幸いです。

私が種から育てて糸を紡いでいる理由

ある時、安くて手軽に手に入るファストファッションの流行の陰で、多くの人が泣いていることを知りました。

綿花の収量を上げるために多量の農薬が使われ、環境にも労働に従事する人の健康にも決して良くない染料で染め上げられた布。
何よりも、労働内容に全く見合わない賃金で、私たちの着ている服の多くが今日も大量に作られ、一回も着られずに捨てられていることだってあるのです。

街で見かけるあの服、この服も、もしかしたらたくさんの人の悲しみを背負っているかもしれない。

ちょっと話がずれますが、例えば、お母さんが作ったお弁当を子供がおいしいと思うのは、食材の力もあるけれど、やっぱり一番に子を純粋に想う深い愛が加わるから。
毎日何気なく着る服にだって、たった一粒の種が糸になり、布になり、服になるまでどんな想いをかけられて作られてきたか…という記憶が刻まれていると私は思うのです。

今、自分の出来る量だけですが、綿や藍を農薬を使わない環境で種から育て、糸にし、染めて、服を作ることに挑戦していて、いずれ工程を公開していこうと思っています。
畑に住んでもらっている蜂たちが受粉を担ってくれます。

雨が降らない日もあり、逆に大雨が続く日もあり。正直、畑では毎日大変なことが続いています。

収穫した綿の繊維と種を分け、紡ぐ作業だけで気が遠くなりそうです。

それでもこれをやり遂げた時は、きっと悲しみではなく、わくわくする楽しい記憶をたくさんまとった服に仕上がるはずだと信じています。
なぜなら、この作業をやっている私が一番楽しんでいるから。

なぜ、私が種から育てて糸を紡いでいるのか?…それは、環境に負荷をかけながら服が大量生産されることや、この瞬間も悲しい気持ちのまま服を作り続けている人のことを、きれい事ではなく、自分事にしたいし、多くの人に知ってほしいと思っているからです。

手刺繍について

前置きが長くなりましたが、今回のワークショップの大きなテーマである手刺繍に対する気持ちを書きたいと思います。

針を一刺しずつ進めていくこの作業が、私は大好きです。ずっと続けていると、どこか祈りのような感覚にも似ているな…と感じることがあります。

綿から服を作ることと、布に糸を少しずつ刺していくことは、人の想いを込めるという点で共通しているところがあるように思います。

心の状態ととても密接な関係にあるのか、同じように刺しているように思えて、実はその時の感情が糸目に非常に反映されます。前向きな時はとてもきれいに揃う糸の流れも、悩みや不安や怒りがある時は、どこをどうしても納得いかない仕上がりになるのもおもしろいところです。

この「手刺繍」という作業を、自然の恵みからいただいた色で染めた糸だけで行い、自分の心とちょっとだけ向き合うことをシェアできたらいいな…と思ったのが、今回このワークショップを開催しようと思ったきっかけです。

今回のワークショップは、決して上手に刺繍をすること、高度なテクニックを習得するものではありません。自然の与えてくれる色にわくわくして、自分の中にある想いを一針一針に込めて表現することが一番の目的です。

ざっくり縫いでも、ひたすら波縫いでも、丁寧に刺しても、色を好きに重ねてもよし。私は、純粋に刺繍を楽しむことにルールはいらないと思っています。心の動くまま、針を刺していく楽しさを共有できたら、とても嬉しいです。

仕上がった作品は、きっと喜びや楽しみの記憶がたくさん詰まった、かけがえのない一枚になると思います。

今帰仁の海にて。 Designed by Hajime Unten

ワークショップ詳細

自然の色で糸を染め
思いつくまま
自由に刺繍してみるワークショップ

【刺繍だけやってみる】

日時: 2019年9月30日(月) 13:00~16:00

場所: plant-HOLIC (沖縄県宜野湾市嘉数4-7-15)

定員: 12名

参加費:
4500Yen
(材料費込み、plant-HOLICとINDIGO DROPSの日本ミツバチのはちみつコラボスイーツ、ドリンク付き!)

内容:
自然のものだけで染めた糸の中から好きなものをインスピレーションで選んでいただき、自由に刺繍します。

 

【糸の染めから自分でやってみる】

日時: 2019年10月1日(火) 10:00~16:00

場所: Coexist (沖縄県国頭郡本部町伊豆味3276-2)

定員: 7名

参加費:
午前の部<染め>3500Yen
午後の部<刺繍>4000Yen
(材料費込み、plant-HOLICのお持ち帰りスイーツ付き!)
※午前、午後どちらかの参加も可能です

内容:
<午前>月桃やフクギなど、自生する自然の恵みをいただき、刺繍用の糸を染めます。

<昼食>染めた糸が乾くのを待ちながら昼食
plant-HOLICの絶品ヴィーガンランチが注文できます(料金別途・要予約)

<午後>自分の中の想いを染めた糸に託して自由に刺繍します。ルールはありません。五感のままに。

【両日に共通すること】

  • お申込み、お問い合わせにつきましては当ブログのお問合せフォーム、もしくはINDIGO DROPSのFacebookへご連絡ください。折り返しご連絡いたします。(会場への直接のお問い合わせはご遠慮ください)
  • 糸、布はオーガニックコットン(or リネン)を使用します。
  • 染める前から媒染まで、環境に配慮した材料を使用します。
  • 布、糸、刺繍枠などワークショップに必要な道具は全てこちらで準備いたします。
  • 染めの部に参加される際は、汚れてもよい服装でお越しください。
  • 染めた糸、出来上がった作品はお持ち帰りいただけます。

その他、当日の詳細につきましては、参加される方に直接ご連絡いたします。

INDIGO DROPS Facebook

ゆるゆると、自然の中で布に関わる手仕事について綴るブログです。

自分の中にあった溢れる好奇心と、「自分の居場所を見つけたい…」という想いから始めました。
たくさんの方と想いを共感できると嬉しく思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

福岡県出身、山口県在住。時々沖縄にふらり。 キッチンや庭でひそかに行うゆるゆる草木染め実験も大好きです。