棉のために『ベッド』を作ってます 条件の悪すぎる畑だけど…

すっかり仕事の場所が畑になっている今日この頃です^^

家のすぐ隣にある野菜などを育てている普段使いの畑とは別に、少し離れたところにあって、棉を主に育てたいな…と思っているもう一つの畑があります。

四半世紀前くらいまでは田んぼとして使われていたと思われる土地なのですが、今では水路も完全につぶれています。水はおろか、大きめの機械も入らないので、数年前に私が整備を始めようとした時には、視界がほとんど遮られるほど背の高い草だらけという状態でした^^;

今は冒頭の画像のような感じです。初期の頃より、だいぶんマシにはなってきたかも。

遠目には分からないけど、相当ガンコで大変な土なんです(泣) 

雨が乾くとカッチカチ、乾燥するけど、大雨の後はドロドロ…

本当は耕さない畑が理想だな、と思っているのですが、とてもそんな感じではないので、畝立てをしています。とりあえず使う部分だけ。もう半分は緑肥植物の「セスバニア」の種をまいて様子をみています。

昨年、一応この土を「素」のままで使い、棉を育てるには育てたのですが、収量は良くなかったですね… そりゃ、フカフカ感ゼロなので、当然と言えば当然。

ここで諦めてはいかんのです!きっと!

春の間に刈っておいたカヤで乾燥を防げたらな…と延々と敷く(見た目よりめっちゃ重労働…)

それに加え、今ちょっと試してみていることがあります。

畑の隣はちょっとした竹やぶなのですが、腐葉土っぽいここの土がめっちゃよさげなことに、最近になって気づきました!

竹の葉っぱはもちろん、自生しているヤブツバキの葉っぱなど、何年にも渡って積もっているもんだから、ほんとにフッカフカ♪

表面をひっくり返すと、ダンゴムシや、有用菌や微生物なんかが長い年月をかけて細かくしてくれているのが、よーく分かります。蚊がいなければずっと観察していたいくらいです^^

こういうの見ると、めっちゃ萌えます^^

この腐葉土化っぽい土を、出来るだけ畑にまこうと思いつきました!

畑全面をカバーするには明らかに足りないけど、微生物のチカラを借りて、少しずつでも畑としての形にならないかな…

できることなら、もとから畑にあったものや、その周辺のもので土づくりをしたいな…というのが理想です。

 

こうやって、元々ここにあるものの恩恵を受けながら、棉にとって少しでも居心地のいい場所を作ってあげたいな…というのが、私の最近のお仕事です。

日焼けに気をつけなきゃな。。。

おまけ

カヤを敷いている最中に出てくるカマキリの卵

空き家かどうか分からないけど、これは元あった場所に戻しておきます^^

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ABOUTこの記事をかいた人

福岡県出身、山口県在住。時々沖縄にふらり。 キッチンや庭でひそかに行うゆるゆる草木染め実験も大好きです。